編集後記（2000年 8月17日号）

　お待たせしましたー。　誰も待ってない？（禁句）

• 　ベトナム滞在も残り数時間。　午後 6時にチェックアウトを済ませた一行、もちろん父もいるが（笑）、荷物をまとめてホテルを後にする。

• 　夕食はなぜかフランス料理屋へ（笑）。　フランス料理屋だがベトナム仕立てで、食前酒もおなじみ 333 ビール（笑）。　ビールでフルコースがいただけるかってんだ、独り Bordeaux の Rouge でキメる（笑）。

  　食前酒を待っている時に突然停電。　珍しいことでも何でもないらしい。　貴賓室専用クーラーも止まるのはしょうがないと思ったが、数分の停電でもビールは見事にぬるくなっていた（笑）。　しかも復旧したときに上を見上げると、天井にヤモリがいるのじゃーん（笑）。

  　味の方もやはりベトナム仕立てであった。　南部ならではの甘ーい味付け、フランス料理と思って食べない方がいいかもしれない（笑）。　ラビオリなどはなかなか美味かったが、連日の食べ疲れで腹に入らない（笑）。　比較的パワーの残ったオレはがんばって食べたが、メインのステーキは肉が 2枚あった（爆笑）。　そんなに食えるかーっ。

• 　空港に着いてクァンさんとお別れ。　もっといろいろ話をしてもよかったのだが、待合室に椅子がないのでとっとと中に入ってしまう。　何せグロッキー状態の人が多かったのだ（笑）。　オレは余力があったので、免税店や土産屋をまわって VOW 物件を撮りまくる（笑）。

  　JAL 749便の待合室はさすがに日本人ばかり。　関空行きだかんね。　気怠ささえ漂う待合室、そこに日本語のアナウンスが…

  「日本航空 740便をご利用のオクダタミオ様、〜室までうんぬんかんぬん」

  　それはそれは色めき立ったね（笑）。　あなたもわたしも。

• 　帰りの飛行機はハードだった。　エコノミークラスなもんであまりリクライニングできないし、強制ドリンクサービスにも耐えなきゃ。　とにかく一同へろへろで、ただ早く関空に着いてくれと祈るばかり。　こんな時に限って機内食はうなぎ粥とそうめんなんていうけったいな取り合わせで（爆笑）、日本航空のセンスを疑ったね。

• 　6月25日（日）朝、無事帰国。　みんな身体の方は無事ではなく、K-JET の待合室で集団自殺する一同（笑）。　爆笑モンの写真が撮れたので見ておいてね。

  　もうひとつ無事でなかったのが為替レート。　$292.00 ほど余ったのだが、$1 = \101.95 まで円高が進んでいた（笑）。　うわー今換えたら大損じゃん。　んなわけでドルはまだ手元にあります。

• 　撮りまくった写真のうち、見せられそうなものだけ（笑）まとめてみました。

  【Souvenir Vietnam】

  　親たちが口々に言っていたことだが、ベトナムの数日間は 40年前の日本を見ているようだった、というのだ。　ふーんなるほどなぁ。　我々“外国人”から見ればまだまだ貧しい国で、場面ごとに何かしら心が痛んでしまう。　あと 40年たったらこの国は日本に追いついてくれるのでしょうかねー。　それを願わずにはいられませんですハイ。

• 　（完）